たべもののお話  File4.「七夕」


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夜空に輝く天の川のほとりに織姫様(おりひめさま)が住んでいました。

織姫様は、天帝(てんてい)の言うことを良く守り、毎日機織(はたお)りを一生懸命していました。

そんな織姫様と天の川の西に住んでいる働き者の牛飼いの彦星様(ひこぼしさま)を結婚させようと天帝は考えました。
恋に夢中になり仕事をしなくなった二人に天帝は怒り、天の川をはさんで離れ離れにしました。



悲しむ織姫様に天帝は「心を入れ替えて一生懸命また 機織りの仕事をするなら1年に1度7月7日の夜に彦星様と会うことを許してやろう」といいました。
それから、二人は7月7日に会うためにまた一生懸命働きました。
ところが、7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、織姫様は天の川を渡れず彦星様に会うことができなくなります。

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そんな二人のためにカササギの群れが飛んできて天の川で翼と翼を広げて橋となり、二人が会えるように手助けをしてくれるのです。

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たくさんの七夕伝説がありますが、このお話は、中国で生まれ日本に伝わった七夕伝説です。とても素敵な伝説ですね

そんな七夕には、短冊に願い事を書いて笹の葉につるす習慣があります。
もともとは、織姫様は機織りが上手であったことから、機織りや裁縫、技芸が上達しますようにと短冊に願い事を書き、笹の葉につるし、織姫星に願ったのだそうです。

また、七夕には、そうめんを食べる習慣があります。
いろいろな説はありますが、そうめんを天の川に見立てた説、そうめんを糸に見立て機織りが上手になるように願う説、そうめんの原型といわれる索餅(さくべい)を中国ではお供えしていたことからという説、また健康を願って食べてきたそうです。


ジーピーフーズでは七夕ゼリーを作っています♪
旬な国産の桃を使った桃ゼリーの上に、よりそった2つの星ゼリーを織姫様と彦星様に見立てたゼリーです。
桃は、七夕でのお供え物の一つとも言われています。
並んだ2つの星ゼリーのように今夜も織姫様と彦星様が会えるといいですね。
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